嫁さんへ　今日、釣り行っていいですか？

え～ゴミです。

大分県に帰ってぜひ、老後の為にしておきたい事の一つに

農業がありました。

帰郷して１年

ある程度、今の生活が落ち着いたので畑を下見に行きました。



たっ竹藪
思った以上に荒れ果てております。

しかもワタクシが普通に歩けるぐらいの獣道までおまけでついている




もののけ姫に出てくるようなイノシシが近くにご在宅のようです。

危険だ。危険すぎる。

ワタクシが社会人になりたての頃の畑のイメージとかけ離れすぎていて

一気にやる気が萎えました。

それから一ヶ月

嫁の実家に遊びに行った時、爺様に何気なくその畑の話をしました。

御年８０歳の爺様の目が

燃えております。

それから頻繁に我が家に爺様からの電話が・・・・

受話器越しにやる気オーラが感じられます。

人間とは不思議なもので、人の気概が伝心するもの

いけるんじゃね～っと

パンドラの箱、ＯＰＥＮ～～～

爺様・ワタクシ・嫁の弟と４日かけて竹藪との決戦

ご覧の有様






















俺たちは勝ったんだ～っと

やりきった感１００％のワタクシに爺様が一言

「野焼きするから、消防署に連絡しておけ」って

いやいや爺様、火事になるよ大火事だよ

しかし爺様「野焼きをしないと良い畑にはならない。竹も焼けるから一石二鳥ではないか」

と譲りません。

家に帰って、このことを嫁に相談すると爺様に交渉してくれました。

結果は

嫁、いい年して爺様に馬鹿野郎呼ばわりされる・・・・

よほど腹に据えかねたのでしょうか。

嫁様、良い顔になっております。・・・・怖い

最終手段ここはリーサルウェポンの

お金

爺様ご機嫌で何とか野焼き回避できました。

さぁここからが大変、大の大人３人が散らかした残骸をワタクシ一人で

かたずけます。

色んなスケジュールの合間をぬってようやくこんな感じに






















後は耕して何か植えれば良しって

何植えればいいの？この先大丈夫かワタクシ

ここで最強助っ人登場

ワタクシの師匠

親戚のおば様おねー様
綺麗に管理した畑をすでに持っているので説得力もあり、

無知なワタクシに畑のイロハを懇切に教示してくれ

ワタクシという大雑把でノー段取りの人間を熟知し

手出しせず、ある程度の距離を置きワタクシをサポートしてくれ

心の折れやすいワタクシをやる気にさせてくれたり、初心者のワタクシでもできる

苗をチョイスしてくれたり、苗くれたりホントなくてはならない存在。

この人の畑のようにしてみたいという、無謀な野望を抱くまでに病気になっております。



何はともあれ最初が肝心、育てる野菜は

放置してても育つらしいネギ
ワタクシに打って付けであります。

サクッと植えようと思ったのですが

ここに強敵が出現。

竹の根っこ達であります。

なかなかシブトイ、採れない

結構深く掘って取っての繰り返し、なかなか進まない

休憩しながら何とか形に





















始めてから今日まで約４ヶ月

ほんの一角ですが、やっとデビューであります。

ゆっくりまったり時間をかけて他界した祖母の畑で遊びたいと思います。





















野イチゴの花