きっかけ

gomigagoko

2011年12月15日 00:38

小学生の時、ビックリマンチョコのシールを集めていました。

ある程度集めると素に戻り

大人になっても集めているのだろうか?と思いました。

絶対やってないな・・・・

大人になっても夢中でいられる趣味ってなんだろう?

思いつくこと書き出して、これだと思ったのが魚釣りでした。

しかし先立つものがない・・・

そこで祖母の財布からこっそり2千円抜き取りから2千円借りました。

勇んで釣り道具屋に行きましたが
その道中、金を落としてしまった

再度、家に帰り祖母の財布を物色中に祖母に見つかり
力いっぱいお説教をいただきました。

説教中に何故お金を盗んだ拝借したのか事情を話すと
物置に連れて行かれました。

物置の中には天国に行った祖父の形見の釣り道具が1セットしまわれていました。
祖母はそれをわたくしに”大事にしなよ〟と言って渡しました。(プラス2千円も頂きました。)

”じいちゃんの竿、絶対大事にするよ〟と言いましたが
2年後、釣行中の不慮の事故でポッキリと見事な最期を遂げました。

あれから約20年

祖母とわたくしとの会話には必ず出てくる鉄板ネタとなり
共有した時間を思い出しながら笑い合っていました。

平成22年12月
祖母が肺がんで余命半年と医者に宣告されたと母から電話があり

嫁と2か月間話し合い、離職決意

4月帰郷



平成23年12月2日
祖母他界


何十年ぶりでしょうか
誰もいない所で思いっきりガキのように哭きました。

泣きましたが、負性の涙ではないような・・・婆ちゃん子だからか?

毎日祖母と話しできましたし、
二人でドライブにもいきましたし、
家族みんなで助け合って介護できたし、
祖母もお友達・知り合い・親類縁者に囲まれて天国行けたから
良き最期であったのではと思います。

僕が釣りに行くとき祖母の心配した声音で
「海におてこむなや(落ち込むなよ)」
が聞けないのは寂しいですが・・・

12月14日

やっと自分の中で祖母の死を受け入れきれました。
これから祖母との約束
いのちぎ
充実させる為、突っ走って生きたい。











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